家庭におけるダニ刺されのほとんどは、「ツメダニ」「イエダニ」の2種類のダニによるものです。
近い距離に二つほど点々があるのが特徴です。
画像以外にも、ダニ刺されの症状は、アトピー等の症状と似ていますし、実際にダニアレルギーなどは、ダニに刺されていなくても症状が出るので塗り薬でよくならない場合は皮膚科で相談してください。
一般的なダニ刺されの症状である、「ツメダニ」「イエダニ」のダニ刺されは、強い痒みを伴います。
ダニが原因と特定するためのポイントは、
・服を着ている下を刺されている
・0.5~1cmくらい腫れる
・激しい痒みがある
です。
「ツメダニ」「イエダニ」の症状には市販のステロイド系の塗り薬がよく効きます。
ステロイド系の薬品は強い薬剤なので、薬局の薬剤師さんと相談して、使い方を守って使ってください。
生後6ヶ月までの乳幼児の子どもには、ステロイドの使用は危険な場合があるのでお医者さんと相談してください。
マダニにさされたら
マダニというと、ペットなどについていることが多いですね。
基本的には森の中や自然界にいることが多く、キャンプなどで遊びに出かけた際に寄生したり、外から帰った洋服から室内に入り込みます。
マダニにが皮膚の内側に入り込む症状があります。
この場合は、無理に引き剥がすと皮膚を傷めたり、感染症を引き起こす危険があるので、病院に行ってください。
マダニに刺されることはそこまで危険なことではありませんが、マダニの中には、
重症性血小板減少症候群(SFTS)という死者も出すウイルスを持っているものもいます。
ダニが皮膚から離れたとしても、医者には見てもらうようにした方がいいです。
ダニ対策の方法
家庭内のダニ対については、掃除機、洗濯機、ダニシートを使いながら継続的にダニ対策を行うことが大切です。
洗濯するとダニはほとんど死にますが、洗濯しにくいふとんやカーペットは掃除機をかけたり、
ダニ捕りシートを使って、ダニが少ない状態を維持することが大切です。
マダニなど、野外のダニに関しては、長袖を着てできる限り肌が露出しないようにしながら、
虫除けスプレーをつけるようにすると効果的です。
虫除けスプレーは、2時間程度で効き目がなくなるので、こまめにスプレーするといいですよ。
ダニは目に見えないので、症状が現れたときしか気になりませんが、
ダニ刺されがあるということはもうすでに室内にはダニの発生の原因があることがほとんどです。
じつは、新築や毎日掃除機をかけているきれいな部屋でも、ダニがたくさんいるということはめずらしくないことなんです。ダニ対策は、確実に効果のある方法で継続することが大事なんです。