ダニ対策をしていると、気になってくるものがあります。
ダニの死骸です。
バルサンなどの殺虫剤でダニを駆除した際に、たとえダニが駆除できたとしてもダニの死骸は勝手には消えません。
ダニの死骸を残しておくとこんなことを引き起こします
・ダニの死骸がアレルギーを引き起こす
ダニの死骸は、「ダニアレルゲン」と呼ばれ、
アトピーや喘息の原因になります。
・ダニの死骸は他のダニの餌になります。
ダニの死骸は、他のダニの餌になるので、
部屋にダニの死骸を残しておくと、ダニの増殖の原因になります。
・死んだダニの卵からダニが生まれる
たとえ親ダニが死んだとしても、卵をもっているダニの場合、
タイミングによっては、そのままダニが生まれます。
ダニの卵は、殻で守られており、親ダニより駆除するのが難しく、
ダニの死骸ごと駆除できる方法で対策することが必要です。
ダニの死骸を残さないダニ対策について
ダニの死骸を残さないダニ対策の具体的な方法は、
・掃除機をかける
・ダニ捕りシートをつかう
のふたつです。
掃除機に関しては、部屋全体をかける場合、部屋の隅にダニがいることが多いので重点的にかけます。
布団やソファーなどは、レイコップという布専用の掃除機を使うとよく吸い取れます。
レイコップが細かく振動しながら吸い込むので、布の内側に入った死骸も効率的に捕獲できます。
ダニ捕りシートを使った対策は、専用のシートをソファーやベットなどの気のなる所に置いて対策します。
ダニ捕りシートとは、ダニを誘引する臭いの入ったシートで、集まってきたダニをシート内部に捕獲するという仕組みです。
ダニ専用ゴキブリホイホイといった感じです。
ダニ捕りシートでは、ダニを生きたまま捕獲できるので、ダニの死骸が、部屋に残りません。
3ヶ月の使用期間を終えたら、新しいシートと取り換えます。
以上が、ダニの死骸を残さないダニ対策でした。
「掃除機」「ダニ捕りシート」この二つの対策は、ダニの死骸やダニの卵に特に効果があります。
アレルギー等で悩んでいる場合、ダニの死骸が関係していることもありえますので試してみるといいですね。